院内風景

義歯・入れ歯治療

義歯・入れ歯のよくある質問

寝るときは、入れ歯は入れたままでよいですか?

入れ歯は必ず就寝前に外してください。外すことで入れ歯の下の粘膜(歯ぐき)を休ませてあげることができます。
また、小さい入れ歯は就寝中に誤飲の危険もあるので注意が必要です。
通常、お休みになる前には入れ歯を外し、水や洗浄剤につけるようにして下さい。

入れ歯になると味が変わりますか?

甘いや塩辛いなどの味覚は主に舌にある味蕾(みらい)で感じます。
味は「臭い、温度、舌触り、歯ごたえ」など色々な要素が関係するので、入れ歯に慣れるまでの間は食事がおいしくないと感じることもあると思います。
できるだけ薄くてぴったりフィットし、熱の伝わりやすい入れ歯を選ぶことが「美味しく食事を頂く」秘訣です。

入れ歯は何年ぐらいで作り変えたほうが良いですか?

歯茎やあごの骨、支えになっている歯や、かみ合わせの変化などによって異なります。
合わなくなった入れ歯を使い続けるのは粘膜、骨、関節、筋肉などに悪影響を与えます。
やはり入れ歯も定期的に検査を行い、違和感の少ない状態でご使用になることをお勧めします。

入れ歯を入れると話しにくくなりませんか?

入れ歯は初めて装着したときはどなたでも違和感があります。
大きさや形にもよりますが発音しにくくなることもあります。
違和感の少ない義歯や人工歯根(インプラント)による治療を希望する患者さんも増えています。

インプラントか入れ歯か迷っています。長所・短所を教えてください。

インプラントは近年急速に広まっています。ご自身の従来の歯に近い感覚を取り戻せる点は魅力的です。
しかし、骨を削りボルト埋め込むという身体に大きな負担をかける手術が必要です。
失敗してもやり直しをするのは極めて困難であり、10年先にどのような状態になっているのか不安もあります。
一方、入れ歯も進化しています。
噛み合わせの調整されたぴったり合う入れ歯を作ることができれば、外れる心配もなく食事を楽しんだり人目を気にせず笑うこともできます。
あなたのライフスタイル、ご希望などをお聞きして慎重に決める必要があると思います。

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